タイムマシンが存在するかというお話 (3)

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私たちの過去は、私たちの意識、記憶による過去なので、今からでも変えられるものなのです

広義ということで過去が変えられないように感じられる、例えば、あなたが織田信長に会いに行って何かを忠告するとか、母親の若いころに会いに行って人生の選択を変えさせるとか、ということができないという面はあります

パラレルワールドの話にも広げれば、広義の過去も変えられてしまうとなるのですが、受け入れづらい、イメージしづらいと感じる方もいると思いますので、ここではやめておきましょう

「他人は変えられない」という話についても考えてみましょう

「もう絶対許せない」と思った誰かがいたとして、時が過ぎていくうちに許せるようになるということも、よく聞く話

時間薬という言葉もありますよね

これは、ただ時間が積み重なるからというだけではなく、時間とともに自分が変わっているからですね

時間の概念がどうなのかという話も置いておくとして

そのように感じられるものとして

新しい経験により新しい価値観が加わっているかもしれないし、考え方が柔軟になっているかもしれないし、などなど

そんな、自分が積み重ねてきた時間とともに過去の自分や相手への見方を変化させているのではないでしょうか

無意識に、私たちは過去を書き換えているのですね

思い出し方を変えていると言ったほうが、なじみやすいでしょうか

自分の過去が、自分の意識の中に存在するものだと気づくと、過去は変えられます

タイムマシンに乗って修正している、というイメージをしやすくなります

外からの働きというより、自分の内なる部分での変化にすぎないのですね

つまり、タイムマシンとは

トンテントンテンと物理的に作り出す必要のある製品のようなものではないということになります

「あんなことは起きてほしくなかった」という記憶の中にある過去が、「あの経験があるから今の自分がいる」と思える過去に変わる日がくる

そう思えると、今よりも少し安心して日々を歩めるような気がしませんか

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